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食品ロスは買い過ぎが原因?未使用食品の廃棄を解消するお買い物術
野菜やお惣菜を買ったものの、結局消費できずに捨ててしまった経験はないでしょうか? 実はこれが食品ロスを発生させる直接廃棄と言われるもので、その原因の一つが食品の買い過ぎです。そこでこの記事では、食品を無駄にしないための買い物のポイントを料理研究家・栄養士の今別府靖子さんに解説していただきます。直接廃棄が続くと、心理的にも家計的にもダメージを受けるので、ぜひ一度自分の買い物の仕方を見直してみましょう。
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目次
直接廃棄は家庭から出る食品ロス量の約20%*を占めます。これを減らすためにはどうすれば良いのでしょうか? 解決策を解説する前に、まずは直接廃棄することで受けるダメージや直接廃棄されやすい食品についてご紹介します。
*出典:農林水産省|食品循環資源の再生利用等実態調査|平成26年度食品ロス統計調査報告(世帯調査)|結果の概要
食べ物を捨てることは、社会的に大きな問題である一方で、個人や家庭単位で心理的・経済的なダメージを受けるという問題も持っています。
心理的なダメージとして、いざ捨てるときに「生産者の方に申し訳ない」「捨てるくらいなら買わなければ良かった」という後悔や罪悪感が生じ、心が辛くなってしまいます。さらに、捨てることになった食品一つひとつの価格が安くても、半年や一年などの長いスパンで見た場合、経済的なダメージとして家計にボディーブローのように効いてきます。
農林水産省が行った調査*によると、直接廃棄される量が多い食品として野菜、果物、お惣菜が上位に挙がっています。これらの共通点としては、傷みやすい食品が多いことが挙げられます。近いうちに食べようと残しておいたものの、次に見たときには傷んでいて捨ててしまう、といった経験はないでしょうか?
傷みやすいということは、使い切る前に食べられなくなってしまいやすいと言えるので、対策としては「使い切る計画を立てる」「買い物を工夫する」ことが有効になりそうです。そこで今回は、買い物をするときの工夫に着目し、捨ててしまいがちな食品を無駄にしない買い物の仕方について、料理研究家・栄養士の今別府靖子さんに解説していただきました。
*出典:農林水産省|食品循環資源の再生利用等実態調査|平成26年度食品ロス統計調査報告(世帯調査)|2-14 世帯における食品別の食品使用量及び食品ロス量|世帯計の一人1日当たり食品使用量及び食品ロス量
食べ物を捨てることはもったいない気持ちがまずありますし、心にもお財布にもダメージを受けるので、できれば避けたいものです。ここでは、使わずに捨てないためのお買い物術を直接廃棄されやすい3つの食品別にご紹介いたします。
野菜の中には天候によって、品揃えや価格が左右されるものもあります。献立を決めずにスーパーに行ってしまうと、安さにつられて必要のない野菜まで買ってしまい、気付いたら冷蔵庫の中が野菜でいっぱいなんてことはないでしょうか?
野菜には日持ちがしないものが多いので、間違った保存方法によって鮮度が落ちると、すぐに傷んでしまいます。その結果、食材を使い切れずに捨ててしまうのです。
以下は、このように使い切れずに捨てることになりやすい野菜の一例です。それぞれの野菜について、使い切るための買い方のコツを解説しているので、ぜひチェックしてみてください。
使わずに捨てがちな野菜
キャベツは色々な料理に使いやすいこともあり、使い切れると踏んでつい丸々1個を買ってしまいがちな食材です。しかし、実際は使い切る前に傷んでしまっていないでしょうか?
お店によっては1/4や1/8カットなどで売られているので、献立や家族構成を考えて使い切れる量を購入すると良いでしょう。
似たような理由で無駄にしがちな野菜
もやしは卵と並んで物価の優等生と言われ、1年を通して値段も安いので、ついつい安心して買ってしまう食材の一つです。しかし、安く買えたとしても使いきれずに無駄にしてしまっては意味がありません。
もやしは傷みが早いため、2~3日以内に使い切ることを考えて買うと良いでしょう。より長く使うためには、全体が白く茎にハリがあり、根や芽が変色していないものを選び、他の荷物に潰されないようにして持ち帰りましょう。
きゅうりはサラダや和え物、炒め物といったように幅広く使えるので、複数本をまとめて買うことが多い食材だと思います。しかし、水分が多く日持ちのしない野菜なので、傷む前に使い切れず、捨ててしまうことも。
きゅうりを無駄にせずに買うポイントは、数日中に使い切る予定がなければ、1本単位で必要分だけ買うことです。お買い得品だからといってとりあえず、1袋5本入りなどのものを買うのは控えましょう。ちなみに、新鮮なきゅうりは表面の緑色が濃く、重みがあり、イボがあればゴツゴツと尖っているものです。まとめ買いする場合は、こういったものを選ぶと良いでしょう。
果物の多くは傷つきやすく、デリケートだということもあって、少し傷がついたり、傷んだりしただけで、捨てられやすい食べ物と言えます。また、野菜と違った特別感があるせいか、お店で美味しそうに陳列されたものを見ると食べたい欲求が芽生え、つい衝動買いすることもあるでしょう。暑い日の買い物でスイカを見かけたら食べたくなりつい買ったものの、自宅の冷えた部屋に戻ると買い物先での感情が薄れてしまう、といったことはよくある例です。
以下は、使い切れずに捨ててしまいがちな果物の一例です。果物についても、使い切るための買い方のコツを解説しているので、ぜひチェックしてみてください。
使わずに捨てがちな果物
バナナは子どもから大人まで人気で、ご家庭に常備されることの多い果物です。ただし、日持ちはしないので、あっという間に真っ黒になってしまい、食べ切る前に捨てた経験も少なからずあるのではないでしょうか。
バナナを買うときのポイントは、食べる日数に応じて適した状態のバナナを選択することです。すぐに食べる場合はシュガースポット(黒い斑点)が少し出ているものを、食べ切るまでに数日かかる場合はできるだけ黄色で傷がないものを選ぶのが良いでしょう。
なお、お店に陳列されている時点で、傷みがひどい、柔らかく熟し過ぎている、といったものは避けるのが無難ですので、買い物カゴに入れる前に状態をチェックしてみてください。ただし、バナナの状態を見分けようと、むやみに触り過ぎて傷を付けないよう注意しましょう。
似たような理由で無駄にしがちな果物
旬の食材は新鮮で長持ちもしやすいですが、りんごも野菜やほかの果物と同様、鮮度が良いうちに食べましょう。新鮮なりんごは以下の条件を満たしている傾向がありますので、チェックしてみてください。
旬の季節には果物が特売品として山積みにされている光景を目にするかもしれませんが、既に収穫から日にちが経っている可能性があり、傷がある場合も少なくはありません。特売品目当てで買う場合なるべく早く食べ、特にお菓子や料理に使う場合は、無駄が出ないように計画的に買うようにすると良いでしょう。
また、りんごは皮にも栄養素があるので、皮ごと食べるのもおすすめです。皮を食べれば捨てる部分も減りますので、傷のついていないきれいな状態のものを選ぶと良いでしょう。やや割高ですが一口サイズで他の果物とセットになっているものもありますので、少量を食べたいときなどにはおすすめです。
アボカドは、厚い皮で覆われており、切って中身を確認するまで状態が分かりづらい果物です。切ってみると、まだ硬い、あるいは熟し過ぎて黒く変色している、といった経験はないでしょうか。このように、アボカドは中身の状態が分かりづらい分、食べ頃が見逃されがちで、使い切る前に捨てられやすい食材と言えるかもしれません。
アボカドを購入するときは、皮の色や表面の弾力から中身の状態を見極めることが重要です。全体に黒みがかった濃い緑色で、指で軽く押して弾力のあるものがちょうど食べ頃ですので、すぐに食べる場合はこれらの特徴があるものを選びましょう。アボカドの弾力を確かめるときは、優しく、丁寧に加減して押してあげてくださいね。
スーパーやデパ地下などのお惣菜は、お袋の味と言える定番の家庭料理から、ボリュームのある揚げ物や栄養バランスの取れたヘルシー志向のものまで揃っています。さらに、見た目も美味しそうで、また、普段自分では作らないお料理も多く、毎日の食事に潤いを与えてくれます。何といってもすぐに食べられるのが嬉しいです。
しかし、つい買い過ぎてしまい、食べ切れずに捨ててしまうことも珍しくありません。期待したほど家族が食べてくれない、次の日のおかずやお弁当用に残しておいたのに使い忘れる、といった理由で無駄にした経験はないでしょうか?
以下で挙げている、使い切る前に捨てがちなお惣菜について、それぞれ買い物のポイントをご紹介します。これからもお惣菜を便利に使うために、ぜひ参考にしてみてください。
使わずに捨てがちなお惣菜
揚げ物は時間が経つほど食感が損なわれ、油っぽくなってしまいます。そのため、せっかく買ったにも関わらず、結局残してしまった、という経験はないでしょうか。
従って、揚げ物を買うときは値引きに釣られず、揚げたてに近い状態のものを選ぶと良いでしょう。手に取るときは、お腹の空き具合など一度冷静に考えて、余分に買い過ぎないように心がけましょう。そして、家族の帰宅時間や外食予定の確認も忘れずに!
似たような理由で無駄にしがちなお惣菜
野菜、ひじき、豆などの煮物は、一品足りないときやお弁当のおかずなどに利用できて、冷蔵庫に常備しておくと便利なお惣菜です。ただし、種類が豊富で、事前に何を購入するのかを決めないで買い出しに行くと、あれもこれもとつい買ってしまい、結局食べ切れずに捨ててしまうことになります。
煮物を買うときは、あえて賞味期限が短いものや消費できる量だけにすると、食べ切りやすくておすすめです。新商品などの普段食べ慣れていない商品を選ぶ際は、最小限のお試し買いにすると、もし口に合わなかったとしても余りが出にくくなります。中には賞味期限が長いものもありますが、冷蔵庫の奥に入れっぱなしになりやすいので、まとめ買いは慎重にして何が必要かを事前にチェックしておきましょう。なお、レトルト食品も賞味期限が長く、食べ切るタイミングを忘れがちですので、まとめ買いは慎重に。
似たような理由で無駄にしがちなお惣菜・調理済食品
毎年、日本各地で自然災害が起こっており、日常から食品を備蓄されている方も多いのではないでしょうか? しかし、中身をチェックしてみたら賞味期限が大幅に過ぎていて食べられない、といったことも少なくありません。実はこれも直接廃棄の一つと言えます。
そんな備蓄食品の食品ロスを減らすためには、それぞれの賞味期限を把握しておき、幸い何事もなくても期限の1、2ヶ月前までには消費し、新たに買い足すという方法が有効なように思います。期限ギリギリまで置いておくのではなく、余裕を持って買い足せていれば、非常時にも慌てずに済むのではないでしょうか。
賞味期限を「過ぎたら食べない方がよい期限」(消費期限)と誤解している方もいるのではないでしょうか。そもそも賞味期限とは、表示されている保存方法を守って保存した場合に、その期限までは品質が変わらず、美味しく食べられる期限のことです。数日過ぎたからといってすぐに廃棄するのは待ってください。一方、消費期限は「表示された保存方法を守っていても、過ぎたら食べない方がよい期限」のことです。
つまり、賞味期限を過ぎて間もない食品は、味や風味などは落ちても、食べられないわけではありません。捨てる前に、まずは見た目や香りを確認して、食べられそうか判断しましょう。なお、一度開封した食品は期限に関わらず早めに消費してくださいね。
賞味期限を過ぎても食べられる食品の一例として、卵が挙げられます。実は、卵は日持ちが良い食品であるというのをご存知でしょうか?
農林水産省によると、卵の賞味期限表示は「生で食べられる期限」を指しています。春秋・夏・冬の3つの期間でそれぞれ期限が以下のように設定されています。
卵の賞味期限
※冷蔵庫内で10℃以下の環境で保存した場合
*出典:農林水産省|特集2 食材まるかじり マルゴトタマゴ(1)
卵の賞味期限は生で食べることが前提になっており、賞味期限を過ぎても加熱調理すれば食べられるので、すぐには廃棄せずに食べられるかどうか自分で判断しましょう。
<執筆者情報>
今別府靖子(いまべっぷやすこ)料理研究家・栄養士楽しく!美味しく!健康的に!を基本としたレシピ開発から撮影、コーディネートまで行う。各メディアを始め料理教室やイベントなどでも広く活動。NHK「かんたんごはん」日本テレビ「ZIP!」テレビ朝日「ハナタカ」他多数出演。学校給食を中心に米粉の普及活動、オンラインでの料理教室も開催している。
http://www.thinknext.co.jp
食品ロスについてもっと知りたい方はこちらのサイトもご覧ください。
政府広報オンライン
もったいない!食べられるのに捨てられる「食品ロス」を減らそう
消費者庁
[食品ロス削減]食べもののムダをなくそうプロジェクト
環境省
食品ロスポータルサイト