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食品ロスは何が問題?社会や家庭が受ける影響と3つの原因を解説
傷んでしまった野菜、お子様が食べ残したおかずなどをもったいないと思いつつも、捨ててしまっていることはないでしょうか? このように、何らかの理由によって、食べられる食品を廃棄することを食品ロス(フードロス)と呼びます。 この記事では、食品ロスによって生じる問題や、家庭において食品ロスが発生する原因とその対策について解説します。
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目次
食品ロスという言葉を耳にしたことがある方も多いと思いますが、その言葉の意味や私たちが受ける影響についてはどのくらいご存知でしょうか? まずは、食品ロスの定義や実態について、調査データを交えつつ解説していきます。
食品ロスとは、本来食べられるはずの食品がさまざまな理由で捨てられてしまうことを指します。食品ロスの話題としてよく上がるのが、節分商戦で売れ残った恵方巻きの大量廃棄のニュースです。ほかにも、コンビニで売れ残ったお弁当や飲食店で客が食べ残した料理、家庭で賞味期限が切れた食材などが捨てられることを総称して食品ロスと言われます。
食品ロスは発生源により事業系と家庭系の2つに分けられます。農林水産省と環境省が推計したデータによると、2017年度に発生した食品ロス量*(食品ロスによって生じた廃棄量)は約612万tで、その内訳は事業系が328万t、家庭系が284万tでした。以下は、事業系と家庭系の定義や具体的なケースを比較した表です。
▼「事業系」「家庭系」食品ロスの比較表
・飲食店において、客が食べ残した料理を廃棄した
・小売店において、大量発注した恵方巻きやクリスマスケーキが売れ残り、廃棄した
・一回に作る量が多くなってしまい、食べ切る前に廃棄した
・安売りしていたのでまとめ買いしたものの、使い切る前に廃棄した
*参考:農林水産省|食品ロス及びリサイクルをめぐる情勢|<令和2年5⽉時点版>
本来食べられるはずの食品を捨ててしまうことは、良いとは考えられていないと思います。しかし、食品ロスが及ぼすさまざまな影響について具体的に知っている方は少ないかもしれません。
以下では、食品ロスが問題視される理由について、社会全体と家庭の両面から実際の問題をご紹介します。
食品ロスは、各事業所や家庭での廃棄の積み重ねによって、社会全体で環境負荷や資源の無駄使いなどの問題を招きます。
食品を焼却処理する際に排出されるCO2が地球温暖化の要因となる温室効果を助長します。食品ロスが増えることで、結果的に地球温暖化を進行させてしまうのです。また、世界には、貧困により満足に食べ物を得られない人々が多くいる中で、本来食べられたであろう食品が捨てられており、食料資源が有効に活用されていないと言える問題があります。
食品ロスは社会問題となる一方で、家計にも悪い影響を与えます。家庭における食品ロスとは、お金を捨てていることとほとんど同じです。一般的に食費は消費支出のうち約1/4を占めることから、家計を見直す上でもぜひとも削減したいことです。
*参考:総務省統計局|家計調査
次に、(1)食品ロス量の推移、(2)食品を捨てる理由、(3)食品ロスを減らすための取り組み、の3つのデータから日本国内における食品ロスの現状について解説します。
食品ロス量はどのような推移をたどっているのでしょうか? 農林水産省の推計データをもとに2012年から2017年までの推移を見ていきましょう。
*出典:農林水産省|食品ロス及びリサイクルをめぐる情勢|<令和2年5月時点版>
食品ロス量は、推計を開始した2012年から600万t台で微増減を繰り返し、2017年には612万tとなりました。これを、日本国民1人当たりに換算すると、1日でお茶碗1杯分(約132g)の食品ロスを行っていることになります。政府はこの食品ロスの量について、2030年までの削減目標を掲げています。家庭系食品ロスは216.5万t、事業系食品ロスは273万tまでに廃棄量を削減するべく、啓蒙活動などを進めています。
食品を買うときには使い切るつもりなのに、なぜ結果的に捨てることになってしまうのでしょうか? 消費者庁が徳島県で実施した食品ロスに関する調査データをもとに、食品を捨ててしまう理由を見ていきましょう。
*出典|消費者庁|平成29年度徳島県における食品ロス削減に関する実証事業の結果の概要(ポイント)
調査によると、食品を捨ててしまう理由の半数以上が食べ残しで、ほか食品の傷み、賞味・消費期限切れなどが続きました。食べ残しの具体例としては、「お子様の食べ残し」「職場・学校に持っていく水筒の飲み残し」などが挙がりました。また、傷む、賞味・消費期限切れの具体例には、「安売りで買いすぎた」「冷蔵庫の中身を把握しておらず余分に買ってしまった」などの理由がありました。
不要な食品廃棄を減らすために、家庭ではどのような取り組みが行われているのでしょうか? 消費者庁が食品ロスの認知や意識について調査した結果から、食品ロス削減の取り組みとその割合を見ていきましょう。
*出典:消費者|令和元年度消費者の意識に関する調査結果報告書
食品ロスを減らすための取り組みとして挙がるのは、「残さずに食べる」「冷凍保存を活用する」「日頃から冷蔵庫等の食材の種類・量・期限表示を確認する」「料理を作りすぎない」「小分け商品、少量パック商品、バラ売りという食べ切れる量を購入する」などでした。中でも「残さずに食べる」「冷凍保存を活用する」は、行いやすさから取り組む人の割合が多いと言えます。
また、これらを行うタイミングで分解すると、買い物・調理・保存・食事など複数の場面で行えることが分かります。
ここまでは、食品ロスの問題点や状況などをご紹介してきました。ここからは、家庭で起こる食品ロスの問題に焦点を当てたいと思います。
家庭で起こる食品ロスの原因は「直接廃棄」「食べ残し」「過剰除去」の大きく3つです。それぞれの原因について、対処法や改善のポイントなどをご紹介します。
食品ロスの原因として、調理せずに捨ててしまう「直接廃棄」が挙げられます。直接廃棄は、食品を買い過ぎて使い切れず傷んでしまった、いつか使おうと冷蔵庫で保存していたが気付いたら傷んでしまった、といった状況で起こりがちです。
直接廃棄は、買い物の仕方を工夫することで減らすことができます。次の記事では、食品別に買い物のポイントや、買った食品を捨てずに食べ切るコツをご紹介しています。
→「食品ロスは買い過ぎが原因?未使用食品の廃棄を解消するお買い物術」
また、食品の購入後、安心して食べられる「食べ時」を見逃し、捨てざるを得ないケースもあります。そこで、次の記事では、食品を食べ切るための、捨て時のサインや食べ頃の見極め方をご紹介しています。
→「冷蔵・冷凍庫に眠っている食品は大丈夫?食べ時を逃さない見極め方を解説!」
食品ロスの2つ目の原因は、作り過ぎや食べ残しにより料理が余ってしまい、結局捨ててしまうことです。お子様が思ったよりも食べてくれなかった、同じ味が続き飽きてしまった、という方も多いのではないでしょうか?
作り過ぎや食べ残しにより余った料理も、ひと手間加えることで全く別の料理に生まれ変わります。この記事では、定番メニューへの変身レシピをご紹介しています。
→「アレンジレシピで食品ロス削減!余りがちなおかずが定番料理に大変身」
食品ロスの3つ目の原因は、食べられるところまで余計に取り除いてしまう過剰除去です。野菜の皮やヘタを取るときに、食べられる部分も一緒に取り除いてしまっている可能性があります。また、鶏肉の皮やブロッコリーの茎などを、食感が料理に合わないといった理由で捨ててしまうことも過剰除去の一種です。上記2つの原因に比べると、無意識でやっている食品ロスかもしれませんが、もったいないとは思いませんか?
次の記事では、過剰除去されがちな食品や普段なら捨ててしまう部分の調理法をご紹介しています。
→「皮のむき過ぎも食品ロスに?捨てられがちな部分の食べ方を紹介!」
防災用の備蓄は、普段食べている食品に比べると保存期間が長く、災害時以外は食品の状態を確認するタイミングも少ないため、食品ロスになりがちです。備蓄のリストを作っておき、使わない場合はいつまでに食べて、新しいものを買っておくのかを決めておくと良いでしょう。いざ災害時に食べられない状態では意味がないため、防災の観点からも定期的なチェックはしておきたいですね。
食品ロスは社会全体、家庭、どちらの観点で見てもデメリットが多く、できる限り減らしていきたいものです。以降の記事では、食品ロスの原因である「直接廃棄」「食べ残し」「過剰除去」について、家庭でも簡単にできる対処法を解説しています。経済的にも心理的にも良い効果をもたらすので、ぜひ食品ロス対策を始めてみましょう!
食品ロスについてもっと知りたい方はこちらのサイトもご覧ください。
政府広報オンライン
もったいない!食べられるのに捨てられる「食品ロス」を減らそう
消費者庁
[食品ロス削減]食べもののムダをなくそうプロジェクト
環境省
食品ロスポータルサイト